毎年9月末の1週間はSDGsの推進と達成に向けて意識を高め、行動を喚起するSDGs週間（グローバル・ゴールズ・ウィーク）。福井県では2020年より「SDGsパートナー制度」を設け、企業や自治体、各種団体への取り組み推進を実施、県内企業でも次々にSDGsを実践しています。各企業のビジネスとサステナブルを両立した取り組みは、私たちのSDGsアクションのヒントにもなるはず！
この記事では、そうした取り組みを行なう県内企業をご紹介します。
Contents
1.SDGsとは
近年、よく耳にするようになった「SDGs」。言葉の響きを聞いたことのある方は多いと思いますが、実際どういうことなのかご存じですか。
SDGsとは、世界が直面している様々な問題の解決に向けて2015年9月に国連が採択した17の目標のこと。日本語では「持続可能な開発目標」と訳されています。
わかりやすく言えば「地球のすべての動植物が末永く暮らしていけるための取り組み」というもの。先進国・途上国に関わらず、すべての国を対象とし、2030年までに持続可能な社会の実現を目指します。
昨今、SDGsの必要性が叫ばれるようになったのは、世界全体が抱える課題が深刻化かつ複雑化しているから。気候変動や国際紛争、食料、貧困、格差など、グローバル化した社会ではあらゆる問題が繋がっていて、遠い国での出来事も私たちの生活に影響を及ぼしているのです。
このように内容だけを聞くと、非常に大規模な取り組みに見えるかもしれませんが、実は一人一人の行動や、企業等の取り組みもSDGsに該当します。
2.ふくいサステナブルカンパニー
冒頭でもご紹介しましたが、福井県では「SDGsパートナー制度」を設け、各企業ごとにSDGsの17の目標に取り組んでいます。
今回、福井県の「ふくいサステナブルカンパニー」として、業種を問わず、5社をご紹介。各企業のコラムでは、取り組みだけではなく、求人情報も掲載しているので、そちらも合わせてチェックしてくださいね！
池田金属株式会社
創業75年の老舗リサイクル企業。工場から出る金属くずの回収実績を中心に、福井のものづくりに密着した事業を展開しています。また、地域人材の雇用にも熱心で、免許取得費用の全額補助など育成にも力を入れています。
VEEma株式会社
「みえないところほど美しく」を企業理念に、井戸、排水管などの普段は目につかないあらゆる管の洗浄、調査分析、保守管理を行っている同社。生活に必要な水を汲み上げる井戸を「不可欠なインフラ」と捉え、井戸の保全・再生のエキスパート！
損害保険ジャパン株式会社 福井支店
地域の安全・安心・健康に資する企業を目指し、地域貢献活動にも積極的に取り組む同社。地域に出向いて防災ワークショップを開催するほか、今年6月に福井市のTRETAS（トレタス）で開催された「フクイ防災カンファレンス2024」にも出展！
大鉄工業株式会社
鉄骨一筋40年以上。公共工事を中心に、地域のインフラ整備に関する土木鉄筋工事、場所打ち杭鉄筋工事、橋梁鉄筋工事を主として事業を展開。環境に優しい製造方法の「電炉材」を採用しています。
株式会社 西村組
ふくいSDGsパートナー企業として、ICTの導入、3R推進、環境保全など、さまざまな活動に取り組む同社。社員全員が安心して働ける職場環境や支援制度を整備しています。
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