就活エージェントはいつから使う?就活時期別の内定スケジュール<新卒向け>。


就活を包括的にサポートしてくれる就活エージェントを利用すべき時期は、人によってさまざまですが、ベストな時期の目安を知りたい方も多いのではないでしょうか。

この記事では、インターンシップから選考までの就活の流れを紹介しつつ、就活エージェントを早期と就活後半に利用するメリット・デメリットをそれぞれ解説します。就活エージェントの基礎知識や使い方もご紹介しますので、利用を検討している就活生の方はぜひ参考にしてください。



1.就活エージェントとは


就活エージェントとは、専任のキャリアアドバイザーが就活生を内定・入社まで一貫して支援してくれるサービスのことです。求人紹介や面接対策といった直接的なサポートの他、就活に関するあらゆる悩みについてのアドバイスも行っています。

就活エージェントでは、次のようなサービスが無料で利用できます。

  • キャリアカウンセリング
  • 求人情報の案内
  • 書類作成サポート
  • 面接対策
  • 面接日程調整

自分一人で仕事を探して応募する求人サイトと異なり、プロの支援を受けながら仕事探しができるため、就活に不安のある方にぴったりです。独自のコネクションを持つエージェントも多く、求人サイトには載っていない有利な情報を教えてもらえることもあります。

2.就活エージェントはいつから利用すべきか


就活エージェントをいつから利用すべきか考えるために、まずは一般的な就活スケジュールを把握しておきましょう。

簡単な就活の流れは、以下の通りです。独自のスケジュールで選考を進める企業も多いため、一例として参考にしてください。

  1. 大学3年夏:インターンシップ
  2. 大学3年3月:会社説明会の解禁
  3. 大学4年6月:面接・選考の開始
  4. 大学4年夏~:内々定・内定

【24卒】就活エージェント利用時期別のスケジュール例

続いて、就活エージェントの利用タイミングの例を、次の3つの時期に分けてご紹介します。

  • 大学3年生4~8月・10~2月:インターンシップ
  • 大学3年生2~3月:説明会解禁
  • 大学4年生4~10月:選考開始

大学3年生4~8月・10~2月:インターンシップ

大学3年生の4~8月と10~2月には、インターンシップが行われます。社会人の働き方を知り、企業や職種が自分に合っているか見極められる重要な時期です。

4~5月は1つ上の代、つまり大学4年生の追い込み時期に重なるため、そちらの就活サポートが優先されることが少なくありません。充実したサポートを受けるためには、大学3年生の6月頃の利用がおすすめです。

大学3年生2~3月:説明会解禁

大学生3年生の2~3月は、会社説明会が解禁される時期です。企業研究や自己分析をきっかけに興味を持った企業について、より深く情報収集できます。

就活エージェントの利用は大学3年生の3~4月に最も増えるため、説明会解禁の時期から利用していれば、他の就活生に先駆けて動けるでしょう。

大学4年生4~10月:選考開始

大学4年生4~10月は、いよいよ選考が始まり、内定者が出る時期です。

内定が決まって就活エージェントの利用をやめる人が増えはじめる時期でもあり、集中的な支援を受けられる可能性が高まります。

就活エージェントを早期に利用するメリット・デメリット

大学3年生のインターンシップが始まる頃には、多くの人が就活エージェントを利用しています。それだけ就活エージェントを早期に利用するメリットは大きいですが、デメリットが全くないわけではありません。

就活エージェントを早期に利用するメリット

就活エージェントを早期に利用するメリットには、次の2点があります。

  • 早期から選考対策ができる
  • 早期内定を獲得できる

就活が本格的に始まる前から就活エージェントを利用すると、入念に選考の準備ができる点が大きなメリットです。何から着手すればよいか分からない場合でも、専任アドバイザーにカウンセリングを受けながら丁寧に教えてもらえます。早期すぎると紹介してもらえる企業が限られますが、インターンシップ選考通過の助けにもなるでしょう。

あまり有名でない中小企業やベンチャー企業などの場合、人材を確保するために一般的な就活解禁時期である3月より前に選考を終えることがあります。この早期の内定を狙う人にとって、就活エージェントを早くから利用して履歴書の書き方や、面接対策を学ぶことは重要です。3月より前に1つ内定をもらっているだけで心の負担が軽くなるという意味でも、就活エージェントの早期利用は魅力的だと言えるでしょう。

就活エージェントを早期に利用するデメリット

就活エージェントを早期に利用するデメリットは、次の2点です。

  • 序盤に力を入れすぎてやる気が続かない
  • アドバイザーの助言をうのみにしすぎる

他の就活生に先駆けてプロの支援を受けていることや、早期内定の獲得によって安心感が生まれると、序盤でやる気を失ってしまうことがあります。序盤に気持ちが抜けると、後によりよい企業に出会えるチャンスを潰してしまいかねません。

就活エージェントは就活未経験者にとって心強い存在ですが、就活に関してわからないことの多い時期から利用する場合、アドバイザーを過度に信頼してしまう面もあります。紹介した企業から報酬を得るために内定を急かす担当に当たってしまうと、ミスマッチな企業に入社してしまうリスクも高いです。

就活は人生を左右し得る重要イベントですので、後悔のないよう最初から最後まで油断せずに、納得のいく企業の内定を目指してください。

就活エージェントを就活後半に利用するメリット・デメリット

就活エージェントは必ず早期利用すべきというわけではなく、大学4年生の選考が始まっている時期に使っても十分に有用です。続いて、就活エージェントを就活後半に利用するメリットとデメリットをご紹介します。

就活エージェントを就活後半に利用するメリット

就活エージェントを就活後半に利用するメリットは、次の2点です。

  • 利用者が減り、充実したサポートが受けられる
  • 就活後半に求人募集する企業を紹介してもらえる

大学4年生の6月には、8割近くの就活生が内定をもらっているという調査結果が出ています。就活が落ち着いてくると、就活エージェントの利用者が減るため、力の入ったサポートが受けられる好機です。

秋以降、求人の減ってくる時期に就活エージェントを使うと、秋選考を行う企業の求人情報を教えてもらえます。内定がなかなか決まらず焦る中で、自分ひとりで条件に合った企業を見つけるのは難しいでしょう。後半からでも、プロの視点から企業探しを支援してもらえることには大きな意義があります。

就活エージェントを就活後半に利用するデメリット

就活エージェントを就活後半に利用するデメリットは、入社後のミスマッチが起こりやすいという重大な1点です。

就活後半に差しかかると、内定を獲得しようと焦るあまり、冷静な判断ができなくなることがあります。エージェントに紹介された企業の選考をとりあえず受け、内定をもらえた時点で就活を終わらせてしまいたくなるかもしれません。エージェント側も、就活生を入社させて紹介料を得るために、希望条件に合っているかにかかわらず内定獲得を急かしてくる可能性があります。

結果として社風や業務内容が合わない企業に入社することになり、早期退職のリスクも浮上します。就活後半に利用する際は、軸となる希望条件を明確にして、自身でも積極的に情報収集することが大切です。

就活エージェントが無料で利用できるのはなぜ?

就活エージェントは、基本的に無料で利用できます。無料といわれると怪しく思うかもしれませんが、ビジネスモデルに基づいた仕組みがありますのでご安心ください。

無料で利用できる理由は、就活エージェントの運営会社が紹介先の企業から報酬を受け取っているためです。多くの場合、紹介料は紹介した就活生の内定が決まった際に対価として支払われています。そのため、エージェントが就活生に料金を要求することはありません。

新卒(未経験者)こそ就活エージェントがおすすめ

プロのサポートが一貫で受けられる就活エージェントは、新卒の就活生にこそおすすめです。

新卒は誰もが就活初心者であり、「履歴書の書き方がわからない」「面接に自信がない」といった多くの不安を抱えています。それらの悩みに関して、専任アドバイザーの客観的な助言を基に対策できれば、比較的短期間で内定が決まる可能性が高まるのです。

また、多くの就活エージェントは人材派遣会社が運営しており、特定の業種や企業とのコネクションがあります。一般に非公開の求人や、具体的な社風を紹介してもらえるため、希望条件にマッチする企業と出会いやすくなるでしょう。

就活エージェントでは、応募先の企業との日程調整や交渉も代行依頼できます。複数企業の面接が同じ期間に重なっても、正確にスケジュール調整してもらえるため安心です。

これほど充実したサービスが無料で受けられるのであれば、利用しない手はありません。

3.就活エージェントの使い方


ここからは、就活エージェントの使い方をご紹介します。就活エージェントに登録してから内定を獲得して退会するまでの流れは、以下の通りです。

  1. 登録
  2. カウンセリング
  3. 求人紹介
  4. 選考対策サポート
  5. 内定(退会)

まず、Web上で個人情報や希望条件を入力して登録した後に、個別カウンセリングで希望の勤務条件や就活への不安をアドバイザーと共有してください。次に、カウンセリング内容を踏まえて、プロ目線で選んだ企業の求人を紹介してくれます。応募企業が決まったら、選考に向けてさまざまなサポートを受けながら就活を進め、内定を目指すという流れです。

内定後、入社までサポートしてくれるエージェントも多いため、最後まで活用してから退会してください。

就活エージェントの紹介の断り方

就活エージェントに紹介された企業が条件に合わず、辞退したいと思う場合も多々あるでしょう。断りの連絡はしづらいかもしれませんが、それほど気を張る必要はありません。

エージェントの紹介を断りたいときは、辞退する旨を、正確な理由と細かな要望とともに伝えることが大切です。希望の勤務条件を共有し、他の求人を紹介してもらうよう丁寧に頼めば、角を立てずに次回の案内に生かしてもらえます。

紹介してもらったことに感謝の気持ちを伝えることは重要ですが、合わないと思ったらはっきりと断って企業とのミスマッチを防ぎましょう。

複数の就活エージェントを使うのはあり?

就活を成功させるうえで、2社以上の就活エージェントの併用が役立つことは十分にあり得ます。

なぜなら、複数の就活エージェントを利用すると、紹介される求人の幅が広がるためです。エージェントによって保有する求人や特化した業種は異なり、目的に応じて使い分けられます。例えば、メガベンチャーの求人に特化したA社に登録してみたけれど、地方の中小企業にも興味があるのでB社にも登録するといった使い方が一般的です。

また、就活に関する助言内容や知識・経験の豊富さは担当アドバイザーによって違います。複数のエージェントを利用すれば、幅広い意見を取り入れながら理想的な企業探しや選考対策ができるでしょう。

就活エージェントに登録するときは無理に1つに絞らず、複数利用することで条件にマッチする企業との出会いが増えます。

就活時期からずれたときこそエージェント利用を

就活の進み方は予測不可能であり、一般的な時期からずれる可能性も大いにあります。そんな場合にも、就活エージェントは有用です。 ここでは、5月に就活をやり直す場合と、留年などで9月に卒業する場合にエージェントを利用するメリットをご紹介します。

5月に就活やり直しをするならエージェントに相談

内々定や内定を獲得した後に、就活をやり直したいと考える人も少なくありません。就活やり直しの理由として、同期と交流してみて内定先に合わないと判断したことや、よりよい条件の企業を見つけたことなどが挙げられます。

理想的な就職を追求するためとはいえ、5月になってこれまでの積み重ねがスタートラインに戻ってしまうのは不安でしょう。そこで、就活エージェントに相談するのがおすすめです。プロに的確なアドバイスをもらうことで、効率的に就活のやり直しを進められます。

客観的な意見を取り入れられますので、就活をやり直す際も、就活エージェントの利用を検討してみてください。

9月卒業でも就活エージェントは使える

単位が足りず留年し、9月卒業になった就活生にとっても、就活エージェントは頼れる味方です。

9月卒業生が就活エージェントを利用すると、秋採用・通年採用を行う企業を紹介してもらえます。求人サイトやナビサイトで探すよりも時間をかけずに企業探しができるのは、大きなメリットです。

10月入社を目指して選考対策する場合も、就活エージェントは全力でサポートしてくれます。内定が決まると紹介料が得られるビジネスモデルであり、エージェント側にもメリットがあるためです。

周りが就活を終える中で焦りを感じるときにも、就活エージェントの利用をおすすめします。

4.まとめ


就活エージェントは、1人ひとりの希望条件や不安に寄り添って就活生をサポートしてくれるサービスです。早期に利用すれば余裕が生まれるものの、一概にこの時期に利用すべきと断言はできません。自身や1つ上の代の就活の状況に応じて相性のよいエージェントを活用し、効率的に就活を進めましょう。