就活エージェントとは?就職先探しにおすすめ!メリットと使い方。

2022年から2023年、コロナ禍により縮小傾向にあった企業の採用活動が活発化しています。求人倍率が上昇に転じる中で、大学生を対象に新たな成長市場となっているのが、「就活エージェント」と呼ばれる就業支援サービスです。

この記事では、就活エージェントの仕組みやサービスの特徴について情報をご紹介します。エージェントを利用するメリット・デメリットのほか、上手な選び方や活用術なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。


Contents

  1. 就職に役立つ就活エージェントとは
  2.   1.1 就活エージェントの仕組み
       1.1.1 無料で利用できる理由
       1.1.2 総合型・業界特化型の違い
      1.2 就活エージェントのサービス
       1.2.1 就職先の紹介
       1.2.2 個別の就職相談・カウンセリング
       1.2.3 履歴書やES(エントリーシート)添削
       1.2.4 面接対策

  3. 就活エージェントのメリット
  4.   2.1 自分の希望や適性に合った企業が見つかる
      2.2 非公開の優良求人がある
      2.3 就活サポートを完全無料で受けられる
       2.3.1 自己分析・キャリア相談
       2.3.2 書類の添削・模擬面接
       2.3.3 選考後のフォロー
      2.4 短期間で内定を獲得できる
      2.5 企業との交渉をお任せできる

  5. 就活エージェントのデメリット
  6.   3.1 担当アドバイザーとの相性に左右される
      3.2 日程調整や勧誘の連絡が頻繁にくる場合も
      3.3 紹介企業数が少ないエージェントもある
       3.3.1 希望条件を絞りすぎないことが重要
       3.3.2 大手の求人はそもそも少ない
      3.4 求人紹介を断りづらい

  7. 就活エージェントの使い方
  8.   4.1 複数のエージェントを併用しよう
      4.2 未経験転職にもエージェント利用がおすすめ

  9. 就活エージェントの選び方
  10.   5.1 就活エージェントの比較ポイント
      5.2 就活エージェントの評判を鵜呑みにしない

  11. まとめ


1.就職に役立つ就活エージェントとは

就活エージェント(就職エージェント)とは、業界に精通した専属アドバイザーが、就活生の採用活動を総合支援するサービスのことです。まずは、就活エージェントの仕組みやサービスの概要について見ていきましょう。

【就活エージェントの利用がおすすめの人】

  • 就職相談や選考対策における専任サポートを受けたい人
  • 特別選考枠で就職したい人
  • 早期内定を実現したい人
  • 就活の軸が定まっていない人

就活エージェントの仕組み

就活エージェントの多くが、就活支援にまつわるサービスを無料で提供しています。各エージェントに登録すると、専属アドバイザーによる面談や企業紹介、添削指導、面接対策などを受けることが可能です。

無料で利用できる理由

求職者は、就活エージェントを原則無料で利用できます。理由としては、利益構造が「就活生」「企業」「就活エージェント」それぞれにメリットがあるビジネスモデルとなっているためです。

具体的には、エージェントが企業の求人情報を就活生に提供し、学生は紹介を受けた志望先の選考フローに進みます。そこで内定承諾から入社にまで至ると、該当企業からエージェントに紹介料(報酬)が入る仕組みです。

就活生はエージェントの活用によりマッチングの確率が高まる一方で、企業側は応募者の母数が増え、優秀な人材を獲得することにつながります。

総合型・業界特化型の違い

就活エージェントは、業務内容の違いから「総合型」と「特化型」の2種類に大別されます。総合型のエージェントは、業界・職種を問わず幅広い求人案件を取り扱いますが、特化型は専門性や属性を限定したサービスを展開しているのが特徴です。

総合型は特化型に比べて、保有している求人案件数が多く、サポート体制も充実しているなどのメリットがあります。一方の特化型は、企業とのコネクションが強いことから、希望通りの求人を見つけやすいのが魅力です。

就活エージェントのサービス

就活エージェントの利用者は、主に以下4つのサービスを享受できます。

【就活エージェントが提供するサービス】

  • 就職先の紹介
  • 個別の就職相談・カウンセリング
  • 履歴書やES(エントリーシート)添削
  • 面接対策

ここでは、各サービスの特徴や詳しい内容を順に見ていきましょう。

就職先の紹介

就活エージェントでは、専属アドバイザーが学生の希望職種や適性をヒアリングした上で、志望度の高い求人案件を紹介してもらえます。

エージェントの中には、企業との密な連携により特別な選考ルートを設けているところも少なくありません。通常の求職サイトには載っていない「非公開求人」の紹介や、ピンポイント採用などを行っているケースも含まれます。

個別の就職相談・カウンセリング

就活にまつわる個別相談やカウンセリングを随時行うことも、就活エージェントの一般的なサービス内容です。マナー講習などのスクリーニングやフォロー体制が充実している中で、就活生の悩みや状況に応じた選考対策を実施してくれます。

また、基本的に面談はマンツーマンであるため、自分で客観視することが難しいキャリアプランを整理できるなどのメリットが得られます。

履歴書やES(エントリーシート)添削

就活エージェントでは、履歴書・ESの書き方や書類審査の突破方法について個別指導してくれます。担当者は各企業の人材ニーズや評価のポイントを熟知しているため、的確な添削とフィードバックが可能。エージェントを介することで履歴書やES作成の完成度が高まるとともに、書類通過率のアップが見込めるでしょう。

面接対策

選考フローに合わせた個別面談に加えて、面接指導を実施しているのもサービスの1つです。内定者の傾向と数多くの採用歴を有しているエージェントでは、本番さながらの模擬面接によって内定支援を行ってくれます。面接対策では、質疑応答の反復練習が可能になるため、内定獲得の可能性を高められるでしょう。

2.就活エージェントのメリット

就活エージェントに登録することで得られるメリットは、以下の通りです。

【就活エージェントの5大メリット】

  • 自分の希望や適正に合った企業が見つかる
  • 非公開の優良求人がある
  • 就活サポートを完全無料で受けられる
  • 短期間で内定を獲得できる
  • 企業との交渉をお任せできる

就活エージェントを活用することで、これらの複合的なメリットが得られるため、内定獲得が早まると考えられるでしょう。

自分の希望や適性に合った企業が見つかる

就活エージェントでは、求職者の価値観や適性をヒアリングした後、自己分析に見合った企業を紹介してくれます。学生の潜在的な強みと、企業が求める人材ニーズをマッチングしながら、採用の進捗状況を提供してくれることもポイントです。

これにより就活生は、将来を見据えた採用活動ができ、志望度の高い企業からのオファーを受けられる可能性が高まります。

非公開の優良求人がある

就活エージェントの多くは、民間の人材派遣会社によって運営されています。これらのエージェントは企業との強いコネクションを築いているため、大学のキャリアセンターが把握できていない求人情報を得ているケースが少なくありません。

そのため、一般サイトには公開されていない「特別枠」や「非公開求人」の紹介を受けられるのが、就活エージェントを利用する大きなメリットです。

就活サポートを完全無料で受けられる

就活を単独で進めていくことに不安を感じる人や、自分を客観視することが難しい人の場合は、できる限り早い段階で就活エージェントを活用するのがおすすめです。就活エージェントでは、就活支援の専門家による以下のサポートを受けられます。

【専属アドバイザーによるサポート項目の例】

  • 自己分析・キャリア相談
  • 書類の添削・模擬面接
  • 選考後のフォロー

自己分析・キャリア相談

企業選びの指標となる自己分析は、採用担当者への適切なアピールを行う上でも重要な取り組みです。就活エージェントでは、就活生自身が整理しづらい経験・スキル・強みなどを丁寧に深掘りしてくれます。

また、「自分が何をやりたいのか分からない」「就職後のキャリアプランが定まっていない」場合も、専属アドバイザーによる個別相談を役立てられるでしょう。

書類の添削・模擬面接

就活エージェントでは、ESや履歴書の添削のほか、模擬面接などの選考対策にも応じてくれます。いずれもプロの視点からのアドバイスを貰えるため、選考フローごとの注意点や改善方法を把握することが可能です。

専属アドバイザーとの二人三脚により就活全般のスキルが身につくため、本番でも自身について効果的にアピールできるでしょう。

選考後のフォロー

就活エージェントは、入社後のアフターフォローが充実していることも魅力の1つです。例えば勤務条件または仕事内容が事前の取り決めと異なっていたり、職場環境で想定外の問題が発生したりした場合に、エージェントを介した状況改善が行われます。

応募者にとっては、エージェントの活用により内定時に提示された契約の範囲内で働きやすくなるのがメリットです。

短期間で内定を獲得できる

特別選考の案内がある就活エージェントでは、早期内定を勝ち取りやすいことが4つ目のメリット。特別選考では書類審査や面接試験が免除されることから、正規の選考ルートよりもショートカットで入社に至ることが可能です。

学生の中には、即日内定を獲得できた事例もあるなど、就活の早期化を図るにはうってつけのサービスです。しかし、就活エージェントから優先枠や推薦枠を紹介してもらうためには、インターンシップなどで高い評価を得ておく必要があるでしょう。

企業との交渉をお任せできる

就活エージェントでは担当者が応募者に代わって、説明会や面接日の日程調整を行ってくれます。その他、就活全般のスケジューリングや内定辞退の代行など、事務的なサポートを請け負ってくれるのが特徴です。

就活生は、学業と並行して採用活動を行うため、選考スケジュールのミスマッチを防げる点に魅力を感じるかもしれません。

3.就活エージェントのデメリット


就活エージェントのデメリットや注意点は、次の4つです。

【就活エージェントを利用する4つのデメリット】

  • 担当アドバイザーとの相性に左右される
  • 日程調整や勧誘の連絡が頻繁にくる場合も
  • 紹介企業数が少ないエージェントもある
  • 求人紹介を断りづらい

それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。

担当アドバイザーとの相性に左右される

就活エージェントを利用することで、専属アドバイザーの采配によって企業の紹介先や選考対策がある程度限定されてしまいます。担当者のスキルやエージェント自体の傾向が、就活の質に大きく影響してしまうのがデメリットです。

担当者が自分に合わないと感じた場合は、コンサルタントの変更を申し出るか、エージェントの登録先を変えてみることをおすすめします。

日程調整や勧誘の連絡が頻繁にくる場合も

就活エージェントによっては、説明会などの勧誘や日程調整のため、連絡が頻繁に行われるケースがあります。メールや電話に時間を取られてしまい、肝心の選考対策に集中できない可能性も否定できません。

連絡回数が必要以上に多い場合は、連絡配信の設定を見直すか、担当者に直接伝えるなどの対処が必要です。

紹介企業数が少ないエージェントもある

就活生の志望先とは別に、案件の紹介数自体が少ないエージェントも存在します。そもそも就活エージェントの利用率は学生の2割程度に留まっていることから、企業側もコストを掛けた採用に本腰を入れられないのが現状だからです。

希望条件を絞りすぎないことが重要

応募者のニーズが限定的であるほど、エージェントからの紹介案件は少なくなってしまいます。就活の選択肢を広げるためには、志望度の高い企業だけでなく、より多くの企業情報や意見に触れることも必要です。

大手の求人はそもそも少ない

就活エージェントの紹介先は、大手よりも中堅・ベンチャー企業などが主体。大手の人気企業はもともと受験者が多く求人倍率が高いため、エージェントを介した人材確保をする必要性がないのが現状だからです。

一方、中小企業の場合は、コスト対効果の高い採用手法として、就活エージェントを活用するメリットが大きいと言えるでしょう。

求人紹介を断りづらい

専属アドバイザーの紹介や推薦に対して、反対意見を言い出しにくい学生は少なくありません。しかし、本来就活エージェントは応募者の性格や個性を熟知した上で、企業紹介が行われるべき点を踏まえておきましょう。

ニーズに満たない企業を案内された場合は、個人面談中や電話・メールなどで辞退する旨を明確に伝えてください。

4.就活エージェントの使い方


就活エージェントの登録から入社までの一般的な流れは、以下の通りです。

【就活エージェントを利用する流れ】

  1. エージェントサービスへの登録
  2. 面談および就活支援
  3. 就職先の紹介
  4. 企業説明会への参加
  5. 選考
  6. 内定、内定承諾
  7. 入社

ここでは、以上の流れを踏まえた上で、就活エージェントの上手な使い方を2つご紹介します。

複数のエージェントを併用しよう

就活エージェントは、同時に2~3社を掛け持ちで利用するのがおすすめです。なお、複数のエージェントに登録するメリットとして、以下の点が挙げられます。

【就活エージェントを併用するメリット】

  • 総合型・特化型などの用途に合わせた採用活動ができる
  • 特別推薦枠の適用範囲が広がる
  • アドバイザーの多角的な意見に触れられる
  • スピード内定の可能性が高まる
  • 就活を有利に進めることができる

ただし、エージェントを複数利用する場合は、選考スケジュールが重複しやすくなる点などに注意しなくてはなりません。

未経験転職にもエージェント利用がおすすめ

未経験の業界や職種に転職する場合も、各種エージェントに登録するのが内定への近道となります。就活エージェントでは、マンツーマンのサポートによる未経験職や異業種への転職例も数多いためです。

エージェントの多くは、求職票には載っていないような難関企業の転職情報も含めて提供してくれます。

5.就活エージェントの選び方


就活エージェントを選ぶ際は、以下の2点を意識することが大切です。

【就活エージェントの選び方】

  • サービスのポイントを絞って比較する
  • 就活エージェントの評判を鵜呑みにしない

就活エージェントの比較ポイント

就活エージェントを比較する上で、重要なポイントは以下の通りです。

【サービスの比較ポイント】

  • 求人数や過去の採用傾向
  • インターン求人や非公開求人の取り扱いがあること
  • エージェントの規模(拠点が複数あるなど)
  • サービス内容の特徴

就活エージェントの評判を鵜呑みにしない

就活エージェントの口コミや評判を確認することも、良質なサービスを見極める上での大切な要素です。ただし、評判の良し悪しは専属アドバイザーの裁量によるところも大きいため、すべての情報を鵜呑みにする必要はありません。

利用者の口コミだけでなく、就活エージェントに対する総合的な批評などを参考に、自分に合ったエージェントを選択してください。

6.まとめ


就活エージェントの強みは、応募者の自分史や適性を専門家が客観視し、理想の企業とのマッチングを行ってくれることです。ただし、エージェントにも得意分野やサービス内容に違いがあるため、内定確保につながる1社を自分で見極めなくてはなりません。

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