就職・転職時に適性検査を実施するメリットとは?


多くの企業が実施している適性検査。何となく応募者の仕事適性を測るものだとわかっていても、どんなメリットがあるか詳しく知らない方も多いでしょう。適性検査によって資質や能力を可視化することは、求職者と企業のアンマッチを防ぎ、双方の利益につながります。

ララワークでも、細かな分析が可能な適性診断を導入しています。診断内容や受検の流れについても解説しますので、実施前にご一読ください。




1.適性検査とは


適性検査とは、受検者の持つ資質や能力を数値・データで表すための検査です。結果の傾向が職種や企業に適しているかどうかの判断材料になるため、主に採用試験や社員の配置決めをする際に活用されます。

適性検査は一般的に、個人の特性を把握するための「性格検査」と、知能を測るための「能力検査」の2種類にわかれています。新卒採用の選考では両方実施されることが多く、転職などの中途採用では即戦力的なスキルが前提となるため、性格検査のみ行う場合が多いです。

性格検査と能力検査

性格検査では、受検者の人間性や思考のクセを測定することで、予測される行動パターンを導き出します。普段の考え方に関する問いに対して、「Aに近い」「どちらかといえばA」「どちらかといえばB」「Bに近い」の4択で答えるといった内容が代表的です。ひたすらに一桁の足し算を繰り返す「クレペリン検査」を実施して、能力発揮時の行動傾向を調べる企業もあります。

能力検査では、基礎学力や一般常識、論理的思考力などがどれほど身についているかが問われます。出題されるのは、熟語や文章読解などの国語的能力を測る「言語分野」と、計算力や解答スピードなどの数学的能力を測る「非言語分野」の問題です。

2.ララワークで実施する適性検査


ララワークで実施する適性診断では、個人の特性を分析することを重視しています。時間にして20分程度、性格診断や自己分析を行い、求職者の資質への理解を深めることを目的としています。

現実にいる10万人のデータを学習したAIが設計したシステムにより、受検者の資質を軸やグラフで可視化し、高精度な適性分析を行うのが特徴です。

診断内容

正解のない設問に答えていくと、「外向的か内省的か」「感性派か論理派か」「着実派か挑戦派か」といった6つの軸(12項目)で、どちらの資質に近しいか示されます。

考え方の傾向も、18の軸(36項目)にわけて詳細に分析。「競い合って成長する競争的タイプなのか、和やかに協力する平和的タイプなのか」「心情に配慮する感情的タイプなのか、物事に冷静に対処する合理的タイプなのか」などの軸があります。

そのなかで特に顕著な資質の上位3位から、受検者の強みと注意点が推測・記載されます。さらに、次のような項目も設けられていますので、ぜひ求職時/採用時の参考にしてください。

・適性の高い仕事
・ストレスを感じやすいポイント
・仕事に求めること
・意思決定スタイル
・現在のストレス

診断の一例

診断の結果、相手の成長を一番に考え協力的な「貢献」と、周囲に気を配り対立を避ける「共感」が特徴的な資質として出されたとしましょう。「貢献」と「共感」の資質を持つ人は、人をサポートする仕事やチームの調和を必要とする仕事が向いていると分析されます。

しかしそれらの資質を裏返せば、問題解決や独断が苦手で、周囲からの見え方を気にしすぎるという注意点が見えてきます。そこから、競争が激しく疎外感のある環境では、ストレスをためやすい可能性があると判明するのです。

3.適性検査の方法・流れ


適性検査の流れは、直接企業に求人応募する場合と、ララワークのような人材紹介サービスを利用する場合とで異なります。

直接応募の場合

直接企業に応募する場合は、各企業が用意した検査を指定されたタイミングと会場で受けることになります。適性のある人材を早めに見つけて合格者を絞り込みたいと考える企業が多く、一次面接以前のタイミングでの受検が一般的です。

一方、中途採用の選考では書類や面接と照らし合わせながら適性の有無を判断するために、面接と並行して行う場合も多いです。

主な受検形式としては、自宅で期間内に行うウェブテストと、全国のテストセンターで行うウェブ/マークシートテスト、応募した企業内で行うインハウス方式があります。近年は利便性やコロナウイルス感染症対策の観点から、自宅でのウェブテストを実施する企業が増加中です。 

ララワークの場合

ララワークでは無料会員登録後、面談までの間のお好きなタイミングで、ウェブにて受検していただきます。診断が終了したら、結果を見ながら人材コーディネーターとの面談時に、資質や適性を掘り下げていきましょう。

4.適性検査の魅力


適性検査の魅力は、求職者と企業のミスマッチを防ぐという、双方に大きなメリットがあることです。選考される求職者側が受けることでしっかりと自己分析ができ、選考する企業側は採用時の判断材料のひとつとして有効利用できます。

求職者としては、「問題が難しそう」「自分の性格では不合格になる」というネガティブイメージがあるかもしれません。しかし適性検査はあくまで補助的な役割であり、不採用に直結するとは限らないことや、性格の良し悪しを測るものではないことを認識しておきましょう。

求職者側と企業側、それぞれのメリットについては、次の見出しで詳しく紹介します。



5.求職者側のメリット

求職者側が適性検査を受けるメリットとしては、以下の3つが挙げられます。ただ、これらのメリットを最大限活かすには、自身の性格や考え方について正直に回答する必要があることを忘れないでください。

・まったく適性のない企業に入らずに済む
・自分の潜在的な強みや将来性を発見できる
・客観的なデータが自信やトラブル対処につながる

まったく適性のない企業に入らずに済む

適性検査の意義は、何よりも企業が客観的なデータを見て採用・不採用を判断してくれることにあります。

いくら就労条件がよくても、必要能力や社風がまったく合わない企業に入社してしまうと、身体的な疲労や精神的ストレスといった負荷が大きくなります。結果として数カ月で退職せざるを得ない事態もあり得るため、偽りなく正直に回答するほうが、あなたに最適な企業の紹介につながります。

自分の潜在的な強みや将来性を発見できる

適性検査を受けると、自分でも気づいていなかった潜在的な強みや将来的な成長の可能性を発見できます。

「これまで社内での事務業務が多かったけど、外向的な性格を示す結果を考えると営業職も向いているかもしれない」といったように、仕事に関して新たな可能性を見出せるのです。適性診断の結果をみてコーディネータから、「あなたも気づいていない職種に向いている」というアドバイスや提案があるかもしれません。

客観的なデータが自信やトラブル対処につながる

資質が客観的なデータとして測定されることは、自信にもつながります。なぜなら、自分の強みを事実として受け入れやすいためです。

長所を自負するのは難しくても、友人や家族、その他の第三者から評価されると素直にうれしいと思えたことがあるのではないでしょうか。評価するのが機械的な検査なら、公平性が高いという意味では、なおさら信頼感があります。

逆に短所・注意点について、これまでの経験から心当たりがあるようなら、意識的に改善しようと心がけることが大切です。仕事でのトラブルやストレスの蓄積を未然に防げるかもしれませんよ。

6.企業側のメリット


適性検査を導入し、求職者の客観的かつ定量的な能力・資質を把握できた場合、企業側にも次のようなメリットがあります。うまく活用すれば、新卒採用と転職採用の双方で大いに役立つでしょう。

・選考時の時間的・人的コストが削減できる
・高い精度でミスマッチを防げる

選考時の時間的・人的コストが削減できる

能力や資質といった、本来目に見えないものが管理しやすく可視化されたデータとして集まると、採用活動に割く時間と人事担当者の負担を大きく減らせます。求職者が多すぎて選考が難しい場合でも、初期段階で採用・不採用を振り分けるために利用できます。

また、回答データをもとに選考基準が統一化できることもメリットです。誰もが同じ枠組み内で求職者を評価するため、複数の人事担当の間で大きく意見が割れることが少なくなり、正確で効率的な採用活動が可能になります。

高い精度でミスマッチを防げる

適性検査は、応募書類や面接から読み取れる能力や資質との整合性を確認する際にも役立ちます。面接だけでは人事担当個人の経験や勘といった感覚に頼りがちになってしまい、採用基準にムラが出てきてしまいます。適性検査を併せて実施し、求職者の持つ能力や特性をデータで裏付けることで、一定の基準に沿った選考を行うことができます。

求職者の能力や特性を見るだけでなく、現在自社で活躍している社員を分析すれば、求める人材の特徴をはっきりさせることもできます。活躍中の社員のデータを求職者の結果と照らし合わせることで、より高い精度で、求める人材像とのミスマッチを回避できるでしょう。

さらに、検査結果は採用後の配属部署決めや人材育成のサポート役としても使われています。アンマッチの問題は採用選考の後まで付いてくるものなので、業務や上司との相性も分析できるように設計された適性検査を実施すると便利です。

7.まとめ


適性検査は、求職者側にとっても企業側にとっても有益であることをお伝えしました。求職者側は検査を受けることで自分の潜在的な能力を把握でき、企業側はわかりやすく定量化されたデータのおかげで感覚的な人事から抜け出せます。結果的に就職後のミスマッチが防ぐことができ、お互いにとってプラスになるのです。

とはいえ、精度の高さに不安を持つ求職者や、コストの問題で導入を迷う企業も多いかと思います。そこで活用をおすすめするのが、ララワークの適性診断です。ララワークで実施する適性診断では、10万人のデータをもとに割り出された資質から適性のある仕事やストレス要因を分析したうえで、人材の紹介を行います。

自分の新たな可能性を探りたい求職中の方は、まず無料で会員登録していただき、適性診断をぜひ受けてみてください。企業にとっても、適性を詳細に把握したうえで人材を紹介されます。適性検査を最大限に活かしたエージェントサービスのララワークのご利用を一度ご検討ください。



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