結婚や出産を経験した先輩たちは、その後どういった形で会社に復帰したの? 時短勤務や育休制度など、企業のサポートや周囲の人の協力で理想的なワークライフバランスを実現した人が福井には多い。仕事とプライベートを両立できる職場にはきっと”安心”がある。
株式会社アイビックス
機械警備課
R.K.さん

子育て世代に寄り添う周りの理解と職場環境がありがたい。
機械警備課の事務として、日々、約40名の隊員たちを社内からサポートしているKさん。2度目の産休・育休後は、時短勤務に。「働きやすい制度や環境が整っているだけでなく、上司や同僚に本当に恵まれているなと感じています。部署内に、子育て中の先輩や同僚がいるのも心強いです」。育児が大変な今だけれど、細く長く社会とつながり、皆の役に立ちたいと意欲を見せる。

子育てと仕事、2つの軸があるから、メリハリがついて頑張れる。休日は、公園で子どもたちと思いっきり遊んだり、SNS等で気になったイベントに出かけたりしているそう
社会福祉法人 太陽会 特別養護老人ホーム アニス松岡
介護職
K.M.さん

敷地内に保育園がある環境も仕事と育児の両立を後押し。
第1子出産の際、有休を利用して10日間の休みを取ったMさん。子供が1歳半になった現在も積極的に育児に参加しており「おむつ替えやお風呂、食事介助など、普段介護の現場でしていることばかりなのでコツも分かっています」と笑う。職場の敷地内にある保育園は3才まで自己負担なしで利用でき、シフトに合わせて保育時間を調整できるのも便利だと話してくれた。

「仕事が休みの日は息子と二人で出かけることも多く、すっかりパパっ子です」。子供が大きくなったら男同士でキャンプやキャッチボールをしたいと教えてくれた
株式会社 イワシタ
技術部
O.S.さん

働きやすい環境だから、自分と家族の時間それぞれに満喫できる。
モノづくりが好きだった幼少期を思い出して転職したSさん。出張が多い営業部だったが、結婚を機に異動し、電機設計に従事している。「未経験でしたが少しずつ慣れてきました。画面上での作業が多いですが、それぞれの機械で規則性がわかってくると面白さも増します」。現在、一児の父。「子どものことで早退や有休を使うことがありますが、休みやすい雰囲気なので働きやすいです」。

部署異動と結婚で生活が安定し、自分と家族それぞれの時間を大切にしているSさん。「仕事帰りは銭湯でリフレッシュ。休日にはガーデニングや子どもとの散歩を楽しんでいます」
勝山ファーマ株式会社
製造部 製造4グループ
M.H.さん

子育てに理解ある環境に助けられ仕事と育児を両立。
5年前と2年前に産休・育休を取得。職場復帰後も上司と相談しながら日勤中心のシフトで働いているというHさん。「職場には子育て経験のある女性はもちろん、育児に積極的な男性も多くて、いつも子どものことを気にかけて寄り添ってくれるのがありがたいですね。主人も夜勤のある仕事なので、職場や家族の協力を得ながら仕事も子育ても頑張っています」。

土日はご主人とも休みが合うので、子どもを連れて公園に出かけるなど家族の時間を楽しんでいるという彼女。「子どもが大きくなったら、家族でディズニーリゾートに行きたいです!」
カンボウプラス株式会社
製造部製造課生産第1係
T.K.さん

福井工場では男性初の育休取得。2カ月間、家事と育児に奮闘!
第一子の誕生を機に、福井工場では男性初となる育休を取得。約2か月間、子どものおむつ交換やお風呂をはじめ、家事全般をこなしながら初めての育児を経験した。「職場復帰後も夕食は私が作っています。子どもの離乳食作りやお風呂など、できることは引き続き積極的に関わっていきたいと思っています」。仕事にもスムーズに復帰することができ、公私とも充実した毎日を送っている。

1才になった娘さんは絵本を読んでもらうのが大好きなのだとか。「会社の年間休日数が増えて土日休みが多くなったので、家族で子どもが喜ぶところへ旅行にも行きたいですね」
清川メッキ工業株式会社
製造部
J.K.さん

仕事と家庭、どちらも主役で二刀流の働き方を作り上げたい。
研究開発を担当し、新しいモノづくりを支えるKさん。特許も取得し、新たな価値を創造することに手応えを感じている。チャレンジする機会の多さに加え、温かな人間関係も会社の良さだと感じており、約1ヶ月の育休取得時も「周りからの自然な後押しがあり、人の支えを実感しました」と話す。「仕事と家庭、どちらも犠牲にしない働き方をつくり上げたいです」。

「育休を通して家事育児の大変さを実感し、以前より柔軟に互いを支え合う意識が強まりました」と育休で新たな気づきを得たKさん。休日は家族との時間を大切にしている
社会福祉法人 安居福祉会 特別養護老人ホーム 高雄苑・ほたるの杜
介護福祉士
T.Y.さん

職員同士が支え合い、無理なく働けるから安心して復帰できる。
女性職員の多くが育休後に復帰しており、産後の働き方を具体的にイメージしやすかったことから、自身も復帰を希望。Yさんは「私に寄り添う形で復帰のタイミングや無理のない働き方を提案していただけました」と話し、復帰に安心感を抱いている。職員間のチームワークが良く、子育てへの理解があることも心強く、仕事と家庭のバランスを取りながら働こうとする決意を後押ししている。

職場は入園のタイミングで復帰できるよう調整に協力してくれたそう。「これからは仕事を頑張りつつ、家族と一緒に過ごす時間も大切にしていきたいです」
日信化学工業株式会社
生産技術部製造第1課
T.A.さん

会社の制度を利用し、育児休業を取得。産後の妻をサポート。
会社は男性の育児休業取得率が71%と高く、Aさんも初めての出産・育児を控えた奥様のために取得を申請した。「夫婦で協力して子育てをするには、僕も覚えることがたくさんあるので、4週間の休業は本当に貴重な時間でした」。復帰後も子どもの世話や家事を積極的に分担。1時間単位で年休が取れるため、子どもの通院や行事、急なお迎えなどにも対応できそうだ。

育児休業中に、基本的な家事と育児をひと通りマスター。「お互いにリラックスできる時間が持てるよう、妻が出かけたいときは僕が子どもの面倒を見ています」
日本商運株式会社
運輸部
N.H.さん

仕事も家庭も趣味もバランスを取りながら自分らしく楽しみたい。
ご主人の転勤を機に、石川から福井へ。接客業から未経験の事務職へと転職したHさん。「家庭と両立できる基本的に土日が休みの仕事を探していたのでここだ!と。福井に知り合いが誰もいなくて心細かったんですが、会社の皆さんがとっても温かくて。仕事だけでなく、いろんな情報を教えてくれるので福井での暮らしも日々の業務も割と早く慣れることができました」。

休日は、愛犬を連れてのお出かけや、お家でのんびりしてリフレッシュ。「残業もほとんどなく、毎日決まった時間に帰れるから、お留守番させていても安心です」
福井信用金庫
丸岡営業部
H.K.さん

子育ても仕事も全力で。職場全体が「お互いさま」と助け合う環境が有難い。
結婚・出産後も働く女性が多い同庫。現在、育児短時間勤務で5歳と2歳の子どもを育てるKさんもその一人。「夫婦で信金に勤めており、2人目の出産時は、夫も2回に分けて育休を取らせていただきました。また子どもの急な発熱などによる休み・呼び出しにも対応できているため、柔軟なサポート体制と理解のある恵まれた環境だと感じています」と話してくれた。

休日は、近くの公園やイベントに出かけるなど、家族の時間を大切にしているKさん。「育休2年のブランクがあるので、研修や資格試験などでもっと知識を深めていきたいです」
株式会社 丸仁
LFS事業部
R.S.さん

子どもが成長していく気づきと喜びを実感。理解ある職場にも感謝。
自社ブランド商品の普及などに従事するSさん。家族が増えるのを機に育児休暇を取得した。「“産後パパ育休”制度を利用し、4週間分(2週間×2回)の育児休暇を取得しました。あっという間でしたが、子どもの細かな成長に気づき、実感できて良かったです。女性社員も多いので、子育ての喜びや苦労などのいろいろなことを理解してもらえたり、情報共有できることも心強く感じています」。

「子どもの成長を日々感じる喜びとともに、自身の価値観も広がり、より豊かな視点で仕事に向き合えるようになったと感じています」とSさん。残りの育児休業の取得時期は思案中
社会福祉法人 鷹山会 悠和園・幸の家
介護職員
Y.T.さん

2回の育休を通して育児の大変さと楽しさを実感。
第1子誕生の際は「産後パパ育休制度」を使って1カ月、第2子が生まれた昨年は3カ月の育休を取得したTさん。夫婦で家事や育児を分担し「めちゃくちゃ疲れましたが、今思えば楽しかったですね」と当時を振り返る。悠和園では、育休中の職員を支えるスタッフに対して“育休応援手当”の制度も完備。「上司や同僚も快く協力してくれ、温かい心遣いに感謝しています!」。

子供たちと一緒に遊んだり、散歩に行ったりする時間を大切にしているというTさん。「もう少し大きくなったら、泊まりがけの旅行などいろいろなところに出かけてみたいですね」






